038 賃料の長期滞納賃借人が契約解除の通知により退去した事例
依頼内容
賃貸マンションにつき1年程の賃料滞納があり、賃貸借契約の解除および明渡しを求める依頼がありました。
解決内容
未払賃料支払督促とともに支払いがない場合には契約解除する旨の通知を特定記録により送ったところ、何らの反応もなかったことから、訴訟提起しました。 結局、賃借人は、賃貸人である依頼者に対して何らの連絡もなく退去したことが判明し、解決となりました。
コメント
本件は、①せっかく賃料保証会社をつけていたにもかかわらず不手際により保証会社を利用できなかったこと、②その結果1年分以上も経過してしまったこと、により依頼者の方に多大な損害が生じてしまいました。 日頃の管理が重要であることを痛感させられた事案です。