028 借家から退去後に家主が建物を解体したため原状回復義務を免れた事例
依頼内容
借家の契約解除、退去後に家主から原状回復費用の支払を求められ、その対応につき依頼がありました。
解決内容
家主の請求は国土交通省のガイドラインにも沿った内容となっていたため、支払総額については認めたうえで長期分割払いとする示談をしました。ところが、その後、家主が当該建物を解体していたことが判明し、交渉のうえ、原状回復費用の支払を免除してもらう示談がまとまりました。
コメント
一旦発生した原状回復費用支払義務が、その後の家主による建物解体により影響を受けるのか否の問題もあろうかと思いますが、本件では免除を受けることができました。